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TikTok Shop最新動向まとめ|スペイン・メキシコ・欧州各国の事例から見る日本展開の可能性【2025年版】

 

2025年6月、ついに日本でも本格導入が予定されている「TikTok Shop」

 

TikTok Shopとは、人気ショート動画アプリ「TikTok」上で商品を直接販売できるEC機能です。

動画視聴中に気になった商品を、アプリ内でそのまま購入できる手軽さから、これまでのECとは一線を画した「エンタメ型ショッピング体験」として注目を集めています。

 

これまで、イギリスや東南アジア諸国を中心に導入されていたTikTok Shopですが、2023年末から2024年にかけてヨーロッパや中南米でも次々に展開が始まり、各国で新たな動きが生まれています。

 

日本でも導入に向けた準備が進められており、今まさに乗り遅れ厳禁のタイミング。

詳しくは、こちらの記事でも解説しています。

 

それではまず、直近でTikTok Shopがローンチされた国々と時期を振り返ってみましょう。

 

直近でTikTok Shopが導入された国(時系列)

 

・スペイン:2024年12月9日

・メキシコ:2025年2月6日

・ドイツ:2025年3月31日

・フランス:2025年3月31日

・イタリア:2025年3月31日

 

続いて、各国における導入後の動向や実績について詳しく見ていきましょう。


スペイン:美容系と衝動買いが熱い!Z世代よりX世代が購買の主役に

 

TikTok Shopが欧州本格進出の先陣を切ったのがスペイン。

月間ユーザーは2,000万人以上にのぼり、初年度に5億ユーロ規模の流通も期待されています。

 

・主力カテゴリは美容(売上の40%)、食料品(26%)

・購買層はX世代(40代以上)が44%、Z世代よりも消費額が大きい

・参加ブランドにはSirokoやCocunatなど地元ブランドも多数

・「決済が簡単」「アプリ内で完結できる」と高評価

 

AmazonやSheinといった競合が強い中、インフルエンサーを活用した発見型ショッピング体験が好評を得ています。

 

次に、ラテンアメリカ初導入国となったメキシコの事例を見てみましょう。


メキシコ:ローカルブランドが続々参入、ライブ配信で爆売れも

 

中南米で初めてTikTok Shopが導入されたのがメキシコ。

若年層を中心にショート動画とライブ配信を通じたショッピングが急速に浸透しています。

 

・参加ブランド:Pink Up Cosmetics、Republic Cosmetics など

・人気商品:コスメ、ガジェット、雑貨など衝動買いしやすいもの

・特徴:ライブ配信中に質問&即購入できる

・プラットフォーム内で決済・配送が完結

 

AmazonやMercado Libreといった既存大手と並び、新たな購買体験を提供するチャレンジャーとして注目を集めています。

 

次は、欧州最大の経済圏であるドイツの動きをご紹介します。


ドイツ:About Youやニベアも参戦!お手頃価格がヒットの鍵

 

TikTok Shopが2025年3月に導入されたドイツでは、大手ブランドや若手スタートアップが一斉に参入。

 

・美容・ガジェット・日用品が売れ筋

・Cosnova(Essence)、About You、Niveaなどが参加

・インフルエンサーによるライブ販売が活発化

・低価格&エンタメ性重視の商品に注目が集まる

 

EU圏で消費者保護が厳しいドイツにおいても、エンタメ感のある商品販売が受け入れられている点は、今後のモデルケースとなりそうです。

 

次は、伝統と革新が交差するフランス市場を見ていきましょう。


フランス:カルフールが出店!インフルエンサーとの連携で注目度急上昇

 

フランスでは大手スーパーチェーン「Carrefour」がTikTok Shopに出店。

動画経由で日用品や食料品が購入できる仕組みが話題に。

 

・コスメブランドとインフルエンサーの協業が活発

・約600人のクリエイターが参加

・法規制に対応した透明性ある運用(広告表示・コミッション表記)

・消費者からは「簡単に買える」「ライブが安心」と好評価

 

フランス語圏でも「推しクリエイターから買える」体験が広がりを見せており、日本における展開のヒントとなるはずです。

 

続いて、文化や職人の国・イタリアの事例をご紹介します。


イタリア:クラフト製品や地元ブランドが映える!文化的コマースに期待

 

TikTok Shopが同日ローンチされたイタリアでは、美容やファッションだけでなく、職人製品や食文化にもスポットが当たっています。

 

・参加ブランド:Goovi、Treccani Emporium、Veralabなど

・工房からのライブ配信で制作過程を見せながら販売も

・食品・手工芸品など「ストーリー性のある商品」が人気

・消費者団体Codaconsは過剰消費を警戒しつつも注目

 

動画で魅力を伝えやすい国産商品や文化的コンテンツとの相性の良さが見られ、TikTok Shopの新たな可能性を感じさせる市場です。


日本でもブームは起きる?導入各国の盛り上がりから見る将来性

 

ここまで見てきた通り、TikTok Shopは導入直後から各国で盛り上がりを見せています。

共通して見られるのは以下の傾向です。

 

「ライブ配信×衝動買い」での爆発的販売

・中小ブランドの新規顧客獲得に貢献

・インフルエンサーとの連携が売上を押し上げる

・アプリ内で完結するスムーズな購買体験

 

これはまさに、日本でも起こり得る未来の姿。

特に、日本市場はエンタメ・コスメ・食品などTikTokと相性が良いジャンルが豊富であり、Z世代〜X世代まで幅広い層に受け入れられる土壌があります。


まとめ:TikTok Shopがもたらす次世代ショッピングのチャンスを見逃すな!

 

欧州・中南米の事例から見えてきたのは、TikTok Shopが「買い物の新常識」を塗り替える存在であるということ。

商品を"探す"のではなく、"見ていたら買っていた"という流れこそが、今後のスタンダードになるかもしれません。

 

2025年6月、日本にもいよいよこの波がやってきます。

今から準備を進め、チャンスを掴むかどうかはあなた次第です!

 

TikTok Shop日本ローンチの最新情報・活用ノウハウは今後も随時発信していきますので、ぜひチェックしてください!


株式会社mqmのブログについて

株式会社mqmのブログでは、TikTok Shop(ティックトックショップ)に関する最新情報や成功事例を随時お届けしています。

今後も海外の注目クリエイターや、国内導入後の活用方法などを追っていきます。ぜひチェックしてください!

 

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